[COOPER 122] Implement Haiku in Japanese Language Class

Presentation Title (in Japanese)

俳句を日本語授業に導入し 日本語のリズムと音節構造を学習するとりくみ

Abstract (250 words or less in English or 500 characters or less in Japanese)

連歌より発達した俳句が、日本語を離れて他言語の詩のカテゴリーとして確立されてきた。多くの日本語学習者が英語で俳句作りの指導を日本語学習以前に受けた。俳句の持つリズムとその簡潔さが、他言語にも受け入られてきたためだろう。

日本語はそのリズムの単位によってモーラリズムと分類され(戸田1998)、十七拍からなる俳句は、この特徴が活かされている。本稿では日本語の音節構造に焦点をあて、日本語学習者のモーラリズム習得の利点をあげ、さらに平仮名を取得したが文法や単語の多くが未修の初級学習者と、単語数も格段に増え複雑な文法を取得した中・上級学習者を対象に、平仮名ばかりの早口ことばを音読させ音節構造を学ぶ。

さらに形容詞、名詞、辞書形動詞、オノマトペ等の品詞ごとの音節構造を分析し、それらの単語の組み合わせによる俳句を創作する指導をする。この俳句創作の段階では季語や自身の季節感、音感に重きをおき、多くの日本語学習者の苦手とする助詞にとらわれない俳句作りを導入することで コンポジションの授業を展開し学習者のモーチベーションの向上をねらう。

Language

Japanese

Location

Cooper Hall 122

Start Date

10-2-2018 9:00 AM

End Date

10-2-2018 9:30 AM

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keywords: Japanese pedagogy, haiku, Japanese phonology, Mola, onomatopoeia,Japanaese culture,creative writing, Japanese syntax

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COinS
 
Feb 10th, 9:00 AM Feb 10th, 9:30 AM

[COOPER 122] Implement Haiku in Japanese Language Class

Cooper Hall 122

連歌より発達した俳句が、日本語を離れて他言語の詩のカテゴリーとして確立されてきた。多くの日本語学習者が英語で俳句作りの指導を日本語学習以前に受けた。俳句の持つリズムとその簡潔さが、他言語にも受け入られてきたためだろう。

日本語はそのリズムの単位によってモーラリズムと分類され(戸田1998)、十七拍からなる俳句は、この特徴が活かされている。本稿では日本語の音節構造に焦点をあて、日本語学習者のモーラリズム習得の利点をあげ、さらに平仮名を取得したが文法や単語の多くが未修の初級学習者と、単語数も格段に増え複雑な文法を取得した中・上級学習者を対象に、平仮名ばかりの早口ことばを音読させ音節構造を学ぶ。

さらに形容詞、名詞、辞書形動詞、オノマトペ等の品詞ごとの音節構造を分析し、それらの単語の組み合わせによる俳句を創作する指導をする。この俳句創作の段階では季語や自身の季節感、音感に重きをおき、多くの日本語学習者の苦手とする助詞にとらわれない俳句作りを導入することで コンポジションの授業を展開し学習者のモーチベーションの向上をねらう。